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モータウンビート

1966年に MOTOWN RECORDS からリリースされた「THE SUPREMES/YOU CAN'T HURRY LOVE 恋はあせらず」、そのビートは洋の東西を問わず世界中のポップスで使用されています。プロデューサーチーム HOLLAND-DOZIER-HOLLAND(H-D-H)の生み出した躍動感溢れるベースラインと鈴の音、軽快で乾いたドラム、歯切れの良いギターカッティングが奏でる、「ダッダッダー ダッダッダ ダ ダ ダ」というあのリズムパターンはもはや一つの発明と言ってもいいかもしれません。 そんな聴く人の心を高揚させる、みんな大好きモータウンビートの曲、今回は男性ボーカルに焦点を当て集めてみました。

桑田佳祐/悲しい気持ち JUST A MAN IN LOVE(7インチ)
1987年にリリースされたサザンオールスターズ桑田佳祐のソロデビューシングル。シンセを多用したエレクトリカルな質感のトラックはアレンジャーで参加した小林武史の影響が大きいようです。ベースラインは少し違うような気がしますがドラムパターンなど全体のテイストはモータウンビートそのもの。桑田氏お得意の少し泣きのはいったメロディも歌詞と相まって胸キュンさせられてしまいます。

サザンオールスターズ/太陽は罪な奴(7インチ)
華やかなストリングスやブラスをフュチャーしたアレンジはさすが国民的バンドなゴージャスさ。間奏で聞こえるモータウン的な要素にあふれた手拍子も非常に芸が細かくポップスマニアの桑田佳祐の面目躍如といったところ。歌詞も夏を思わせるキーワード(太陽、向日葵、ロングバケイション、高気圧、灼熱 etc)をこれでもかと詰め込んでリゾート気分を高揚させます。

WEEZER/(IF YOU'RE WONDERING IF I WANT TO) I WANT YOU TO(7インチ)
アメリカのオルタナ・バンドWEEZERによるBUDDY HOLLY的なロカビリー要素+「THE JAM/TOWN CALLED MALICE」のパンキッシュなリフを取り入れた2009年作。特徴的なガットギターやウッドベース、ハンドクラップといったオールディーズミュージックで多用された楽器とモータウンビートとの相性の良さを再認識する1曲です。

湯江健幸/裸足でWALK AWAY(LP)
そんなオールディーズマナーなモータウンビートをもう1曲。A面の2曲目に収録された「裸足でWALK AWAY」は吉川晃司みたいなボーカルこそ歌謡曲っぽいですが、ファットなドラムやブロウするホーンはマイケル・J・フォックス主演の映画「摩天楼はバラ色に」を観たことがある人ならハッとしてグッとくるハズのモータウンビートチューンです。

THE SMITHS/ THIS CHARMING MAN (NEW YORK) instrumental(CD)
リミックスを FRANCOIS KEVORKIAN が担当したダブ+モータウンビートといった他に似たような曲が思い浮かばないワン&オンリーなトラックです。ベースラインやドラムパターンなどは忠実にモータウンビートをなぞっていますが、ギターとモリッシーのボーカルにこれでもかと深くリバーブをかけ不穏かつルディーな雰囲気を醸し出しています。己の語彙の貧弱さを改めて知らされるなんとも新しい音楽(20年くらい前のリリースですが…)。 

BOOWY/季節が君だけを変える(7インチ)
1987年にリリースされたBOOWYのラストシングル。「PRETENDERS/DON'T GET ME WRONG」と「HALL & OATES/MANEATER」のリフをモチーフにしたどことなくロカビリーテイストの感じられるモータウンビートナンバー。このあたりのロカビリー趣味は後年BRIAN SETZER と共演していた布袋氏の好みなんでしょうか。  

ROCKPILE / HEART(LP)
パブロック界のスーパースター DAVE EDMUNDS と NICK LOWE が結成していた ROCKPILE 唯一のアルバムに収録された素晴らしいモータウンビートナンバーがこちら。「CHIFFONS/ONE FINE DAY」をモチーフにしたようなころころ転がるピアノのイントロ、全編に入る手拍子とタンバリンのような鈴の音といったどこをとっても華やかなポップチューンに仕上がっています。 この曲は作者のニックもお気に入りらしく、後に自身のソロ・アルバム 「NICK THE KNIFE」でレゲエ調にアレンジしてセルフ・カバーしています。

沢田研二/渚のラブレター(7インチ)
そんな「ROCKPILE/HEART」をモチーフに作られたのがこちら、ジュリーこと沢田研二の「バイバイジェラシー」です。こちらはピアノのかわりにエレキギターを全面にフューチャーして、よりロックテイストなモータウンビートナンバーに仕上がっております。

伊藤銀次/BABY BLUE(LP)
上記のジュリーの曲をアレンジした伊藤銀次のアルバム「BABY BLUE」にも「ROCKPILE/HEART」そっくりなモータウンビートナンバーが収録されています。それがB面1曲目に収録の「CONGRATULATIONS」です。こちらはイントロのピアノの代わりに分厚いコーラスをかぶせ全編にわたって聴こえる手拍子もご機嫌なノリのいいポップチューンです。

桑田佳祐/悲しい気持ち JUST A MAN IN LOVE(7インチ)
BEN FOLDS FIVE/SPORTS & WINE(7インチ)
ノースカロライナ出身のピアノ・ベース・ドラムのギターレス3ピースバンドの高速モータウンビート。イントロの歪んだベースラインから疾走感あふれるドラムとテクニカルなピアノが渾然一体となってブレーキの壊れた暴走トラックのようにグイグイ進むさまは、とても3ピースバンドとは思えないほど分厚くガッツあふれるものです。そのタイトな演奏とパンク心を感じさせる粗野なコーラスワークとの対比もこの曲の聴き所のひとつ。個人的にはこの曲を聴いていると「神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」を思い出します。

桑田佳祐/悲しい気持ち JUST A MAN IN LOVE(7インチ)
???/???(CD)
そしてそのBEN FOLDS FIVE の『SPORTS & WINE」を日本語でカバーしたような高速モータウンビートを3曲目に収録したアルバムがコチラ。ピアノ主体のアレンジや歪んだベースに粗野なコーラスワークとガッツ溢れるトラックは本家譲りのパンキッシュさです。

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